亨進様 天一国食口礼拝 2009年4月12日
天一国食口礼拝 2009年4月12日 亨進様の説教 “勝利を成し遂げるチーム”(Daum Cafe MBUの掲載記事を翻訳、整理)

韓国語の原文はこちらから↓(???? ?? ? ????.)

http://cafe.daum.net/chdmbu/68cZ/255

今日は“勝利を成し遂げるチーム”という主題で、み言を分かち合おうと思います。

祝福の人生を生きるために、覚えておかなければならないこと

私たちが祝福の人生を生きるためには、神様の名によって勝利する生き方をしなければなりません。ここで覚えておかなければならないことは、どんな人も、どんな組織も、どんなスポーツチームも、どんな宗教団体においても、たった一人の力だけでは、決して成功することができないということです。常にチームを成し、共に動く時、真なる勝利の実を収めることができるのです。

チームワークが強い組織を見れば、明確な目的とビジョンを持っています。チーム員たちが強い責任感を持ち、共同目的のために働きます。個人の栄光よりも、チームの勝利を考えます。反面、チームワークが弱い組織は、目的とビジョンが明確ではありません。チーム員たちは組織の勝利よりも、個人的な利益だけを追求します。それでは、どのような個人と組織が、究極的により大きな結実を得ることができるでしょうか?当然、チームワークが強い組織が、勝利を成し遂げることができるのです。

何よりもまず、‘私’一人ではすべてを成すことができないということを悟らなければなりません。そして、私が持てていない専門的な力を備えた人と共に働こうと、努力しなければなりません。これが正に、偉大なチームを成すことができる秘訣なのです。

人生には、学ばなければならないことが満ち溢れています。また、学ばなければならない師がたくさんいます。謙遜で、広い心をもって人々と関係を結んでいくならば、勝利を成すチームワークを作ることができるでしょう。これが正に、祝福の人生を生きることができる鍵なのです。

『世界経典』の教え

今日も世界経典の貴い教えを共に分かち合いましょう。まず、新約聖書のマタイによる福音書、20章26〜28節の聖句です。“あなたがたの間ではそうであってはならない。かえって、あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、仕える人となり、あなたがたの間でかしらになりたいと思う者は、僕とならねばならない。それは、人の子がきたのも、仕えられるためではなく、仕えるためであり、また多くの人のあがないとして、自分の命を与えるためであるのと、ちょうど同じである” イエス様が語られた‘仕える精神’を実践する時、私たちは勝利を成すチームを作ることができるでしょう。

次に、老子の『道徳経』の81章を見てみます。“聖人は、自らのために積んでおくことなく、他のために生きることによってさらに持つようになり、他のために何でもすべてあげてしまうが、それによってさらに豊かになる。天の道は利を生み出し、害さない。聖人の道はこれを行い、争わない。” 聖人とは、ために生きる人生を実践する方です。ために生きることによって、隣人と共同体をより豊かにする方です。

イスラームの創始者ムハンマド(マホメット)の言行録『ハディース』には、“最も素晴らしい人とは、他の人にとって有益な人である”という教えが出てきます。すなわち、‘私’よりも‘他人’のために生きることを勧める教えです。

次に、仏教のシャンティデーバ(Shantideva)の‘ボディサティバ(Bodhi sattava:菩薩)の人生の道’についての教えを一緒に分かち合いましょう。 “もし、私が自分の目的のために他人を利用するならば、私は奴隷のように拘束を受ける経験をするだろう。もし、私が他の人のために自分自身を用いることができるならば、私は仏の気持ちを経験するだろう。” 仏教でも、ために施す徳を強調しています。

真のお父様は、1973年10月20日の説教「人間に対する神の希望」で、「神の善の定義は、完全に与えること、完全に仕えること、絶対的利他主義です」と語られます。すなわち、「神は宇宙に一つのパターンを敷かれました。理想的生活においては、我々は、他者のために生きるのです。主体は対象のために存在し、対象は主体のために存在するのです。神の善の定義は、完全に与えること、完全に仕えること、絶対的利他主義であります。我々は我々の人生を他者のために生きるべく造られているのです。あなたは他の人のために生き、他の人はあなたのために生きるのです。神は、人間のために生き、人間は神のために生きるのです。夫は妻のために生き、妻は夫のために生きるのであります。これが善であります。そして、ここに初めて統一と、調和と、繁栄とが生まれてくるのであります」(『祝福家庭と理想天国(U)』267頁)と語られています。

このように、構成員たちがお互いに配慮し、ために生きる人生を生きていくならば、どんな共同体であっても、より多くの調和と統一、繁栄を成し遂げることができるでしょう。

トーマス・フリードマンと世界化時代

ピューリッツァー賞を三回も受賞した記者であり、コラムニスト、作家であるトーマス・フリードマンは、『フラット化する世界』(邦訳)という題名の本を著しました。“地球が丸いのは明らかなのに、平たい(フラット)とは、いったいどういうことだろうか?”と思った人もいるでしょう。この本において、フリードマンは世界化に対する多様な見解を述べています。彼は世界各国を先進国や発展途上国として区分するのは正しくないといいます。彼が“地球は丸くなく、平らである”と表現したのは、世界がより公平になっているということを強調したものです。なぜなら、現在の世界は、“自分がどこに住んでいるか”とは関係なく、能力さえあれば、それを発揮することができる機会をつかむことができるからです。

いわゆる先進国に暮らす人々も、これからはそうでない国に住む人々と仕事をかけて競争しています。例えば、アメリカの電話会社には、数千名のインド人を電話相談員として雇用しています。なぜなら、インド人は英語がうまく、礼儀正しいし、何よりもアメリカ人を雇用した場合よりも、人件費が安く済むからです。フリードマンはこのような例を挙げ、先進国の国民たちに次のように警告します。“皆さんが好もうが好むまいが、不公平だと思おうが思うまいが、これが現実です”と。

彼はアメリカの政府に、市民をもっとよく訓練し、より多くの学習をさせ、より創造的な働き手になれるようにしなければならないと、強烈に要求します。そうしてこそ、すべての人に公平な機会が与えられる世界化時代において、より大きな競争力を持って生き残ることができるからです。したがって、世界化時代においては、一緒にチームを成して働きながら、自分自身を絶え間なく成長させることができる人だけが、勝者になれるのです。指導者たちが組織のために献身的に働く人たちを集め、最上のチームを作れば、どんな挑戦や変化が訪れても、それに打ち克つことができるでしょう。

個人的なことも、重要ではないですか?

難しい時期であればあるほど、自分と家族をまず先に面倒見なければならないと考える人もいます。チームの勝利より、自分の勝利をまず先に求める人もいます。しかし、皆さんが必ず覚えておかなければならないことは、難しい時であればあるほど、指導者たちは能力があり、チーム全体の成功のために献身的に働く人たちを求めているということです。継続して一生懸命働き、良い成果を生み出すことを願っているのです。そして、良い結果を生み出した人たちが、より良い待遇を受けるようにするでしょう。

もちろん、個人的な成功も重要です。しかし忘れないでください。皆さんがいくら偉大な人物になったとしても、皆さんは相変わらず、誰かとチームを成して共に働かなければなりません。同志意識を持って、お互いに力を合わせ、Win-Winとなる関係を作らなければなりません。そうしてこそ、神様が皆さんのために計画されたすべての仕事を成し遂げることができるのです。

千手観音

観世音菩薩は、サンスクリット語でアバロキタスバラ(Avalokitechvara)といいます。東アジアの仏像においては、よりはっきりと、観世音菩薩の多様な姿を見ることができます。観世音菩薩の中の千手観音は、本来、千手千眼観世音菩薩のことをいいます。ここで‘千’とは、‘無量円満’ということを意味し、‘千手’は慈悲の広さ、‘千眼’は知恵の円満と自在を表します。千の手にそれぞれ一つの目があり、すべての人々の苦しみを見つめ、救いの手を差し出す方が、正に千手観音なのです。

これは、観世音菩薩が特定の姿で現われて衆生を救うのではなく、その人が救いを受け入れることができる姿で現われるということを意味します。例えば、体が不自由な人には、同じように不自由な人の姿で現われるということです。これは、各自が持っている能力が不足だとしても、励まし合いながら一緒に働けば、お互いがお互いにとって仏になり、希望と感動を与えることができるという意味です。数多くの生命を救うことができるという意味なのです。

古代ギリシャの歴史家ヘロドトス

紀元前5世紀中頃、古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは、スキタイからエジプトまで、地中海全域を旅行し、古代ギリシャとペルシャ戦争に関する話を、『歴史』という本に著しました。紀元前490年から480年にかけて、ペルシャ人たちは最も強力な帝国を建設し、ギリシャ地域を征服するための戦争を起こしました。当時、ギリシャは多くの都市国家に分かれていましたが、敵を追い払うため、共に力を合わせなければならないということをよく知っていました。

マラトンで起こった戦争で、ペルシャ人はアテナイを攻撃する軍隊を別に送りました。ギリシャ人たちは、できるだけ早くマラトンからペルシャ軍隊を追い出し、アテナイを保護しなければなりませんでしたが、それは当時、まったく不可能なことに見えたのです。しかしギリシャのミルティアデス将軍は、軍隊を二つに分けてペルシャ人を防いだ後、彼らを包囲したまま、一つのチームになって四方からペルシャ軍を攻撃しました。そして一つになったギリシャ軍は、二つに分かれたペルシャ軍の片方をまず撃退し、続いてアテナイに向かっていたペルシャの違う軍隊からの攻撃も、防ぐことができました。

この戦争は、ギリシャの都市国家が一つになった時、強力なペルシャ軍を追い払い、自分たちの国と文化を守り抜くことができたということを見せてくれています。戦争の後、紀元前445年まで、ギリシャは黄金時代(全盛期)を迎えます。ギリシャの文化は、安全な対外環境の中で豊かに花開くことができました。

ヨシュアとカレブ

聖書においても、チームワークと関連した重要な教訓を発見することができます。イスラエル民族を率いてカナンの地に着いた時、モーセは各部族の代表12名を送り、カナンを偵察させました。ところが、偵察者のうち10名は、“わたしたちが行き巡って探った地は…見た民(カナン人)はみな背の高い人々です。わたしたちはまたそこで、ネピリムから出たアナクの子孫ネピリム(巨人)を見ました。わたしたちには自分が、いなごのように思われ、また彼らにも、そう見えたに違いありません」(民数記13章31〜33節)と報告し、“カナンの地へ攻めのぼることはできない。その地を征服することはできないだろう”と言いました。しかし、ヨシュアとカレブは、彼らの言葉に同意しませんでした。イスラエル民族が信仰と確信を持って、堂々と約束の地に向かって進むならば、カナンを征服することができるだろうと語ったのです。後孫たちに祝福された肥沃な大地を受け渡すことができるだろうと語りました。

多くの人が勝利を疑いましたが、ヨシュアとカレブは、イスラエル民族を一つに結ぶことができる条件を立てました。神様の権能と約束を信じて進もうと説得しました。その結果、後にイスラエル民族はヨシュアとカレブを中心に一つになり、約束の地に入って、勝利を収めるのです。

私たちの信仰

2005年、真のお父様は、私に対して、宗教分野に責任持ちなさいと語られました。当時、私はハーバード神学大学院で比較宗教学を勉強していたのですが、國進兄が私のところを訪れてきました。その日、國進兄と私は、真のお父様がくださった使命と私たちの教会の現実について、一緒に悩み、次のような決意をしました。

“準備ができていようといまいと、やらなければならない。食口を解放しなければならない。また、真の父母様を解放して差し上げなければならない。真の家庭の子女たちは一緒に働くことができないだろうという偏見をなくさなければならない。何より、真の父母様の孝子孝女たちをたくさん育て、教会を成長させなければならない。”

多くの食口たちは、それが不可能なことだと言いました。世間は巨大な巨人のようであり、それに比べて統一教会はイナゴのようなものだと言いました。しかし、私は國進兄と一緒に、心を一つにして働き続けました。今、多くの方たちが統一教会に対する新しい希望とビジョンを感じ、一緒に働いています。社会に出て行って、真の父母様を証ししているのです。

解放釈放時代を生きていく私たちの使命

私は統一教会に対して、神様が無限なる祝福をくださっていることを確信しています。2005年、初めて公的な使命を受けた時もそうでしたが、2009年、その信念はより強まりました。神様は統一教会の黄金時代を準備しておられます。解放釈放時代は、統一家の新しい全盛期になるでしょう。

真のお父様は、高い高い宝座の上に独り閉じ込められていた神様を、解放釈放して差し上げました。神様の本質が、真の愛であることを明らかにされました。真の愛は、ために生きる愛であり、サタンまでも自然屈伏させる愛であることを教えてくださいました。お父様は私たちに、神様の真の愛を相続することができる道を教えてくださったのです。

真の父母様の子女として、私たちには解放釈放時代を生きていくべき重大な使命があります。真の父母様が神様を解放して差し上げたように、今度は私たちが、真の父母様を解放して差し上げなければなりません。それでは、どのようにすれば真の父母様を解放して差し上げられるのでしょうか?何よりもまず、信仰に対する確信を持ち、世界に真の父母様を証ししなければなりません。そして新しい人々を教会に導き、霊的な生命を与えるだけでなく、彼らの信仰を成長させ、真の父母様の孝子孝女として育てなければなりません。真の父母様を証し、さらに真の父母様の孝子孝女を養育することができる伝道師として育てなければなりません。これが正に、解放釈放時代に定着しなければならない、教会の伝道文化です。神様の真の愛を相続し、分かち合う道です。

本部教会では、リモデリング工事が終わり次第、長成期天福宮の建立をすることになるでしょう。しかし、長成期天福宮は、私たちの終着駅ではありません。完成期天福宮を準備しているのです。完成期天福宮を通し、私たちは真の父母様が今まで苦労してこられたすべての摂理を結実させることができるのです。これのために、私たちは何よりも、真の父母様の教えを世界に伝え、真の父母様の心情を解放して差し上げられる孝子孝女を多く育てなければなりません。

今日の教訓

食口の皆さん!私たちは今日、何を学ぶことができるでしょうか?一人の力では、大きなことを成せません。勝利を成し遂げるチームを作り、共に働ける方法を学んでください。それが正に、祝福の人生を生きることができる、最も重要な鍵の一つなのです。

偉大なチームを作るためには、一人の力でできることには限界があるということを悟らなければなりません。もちろん、だからと言って、自らを疑えという意味ではありません。私たちが成し遂げなければならない目標が大きいということを知り、その目標を成すために最も知恵深い方法として、共に働く方法を学ばなければならないという意味です。

食口の皆さん!私たちの使命は何でしょうか?世界平和統一聖殿(天福宮)を天の前に奉献することであり、そこにおいて、神様と真の父母様を真実なる心で侍ることができる、真なる孝子孝女を育てることです。

私たちは、言葉でだけ天一国建設を叫んではいけません。私たちの決意を実践することによって、2013年まで、必ず天一国を実体化しなければなりません。真の父母様は全世界を感動させることができる世界平和統一聖殿を完成しなさいという使命を、私たちにくださいました。天福宮は、真の父母様の使命と私たちの信仰を全世界と共に分かち合うことができる、世界的な基盤になるでしょう。天福宮こそ、天一国実体化の鍵なのです。

先週説教をされたウォルター・フォントロイ牧師は、40年余り、人権差別に対する運動のために戦ってこられた方です。マーティン・ルーサー・キングJr.牧師と共に活動された方です。40年間、世界平和のために戦ってこられた方です。アメリカと世界の歴史に変化をもたらした、驚くべき運動を率いた方なのです。ところで、その方が自身の力量に限界を感じ、悩んできたと告白されました。しかし、世界平和統一聖殿「天福宮」のビジョンを知り、再び大きな希望を発見したというのです。

最近では、宗教指導者たちが、世界平和統一聖殿「天福宮」に対するビジョンを積極的に支持しています。統一教会の時代が明るくなってきています。真のお父様の自叙伝は、既にベストセラーになってから何週間も経っています。これから世界のどこに行っても、真の父母様を堂々と証しすることができます。

神様の真の愛を相続し、全世界のすべての宗教を一つに結ぶことができる天福宮のビジョンを伝えることによって、私たちは戦争で傷ついた世界を治癒し、平和と統一の世界へと案内することができるでしょう。天の前に真なる孝の道理を尽くすことができるでしょう。

解放釈放時代、私たちすべてが共に勝利を成し遂げるチームを作り、共に働くならば、私たちはより多くの勝利、より多くの悟り、より多くの平和を得ることができるでしょう。真の父母様がくださった祝福の人生を生き、分かち合い、真の父母様を解放して差し上げられる孝子孝女になりましょう。皆さん、このメッセージを受け取ってくださるならば、真の父母様に大きな拍手をお捧げしましょう。