亨進様 天一国食口礼拝 2008年8月3日
天一国食口礼拝 2008年8月3日 亨進様の説教 “いつも英雄的な人生を生きてください”(Daum Cafe MBUの掲載記事を翻訳、整理)

韓国語の原文はこちらから↓(???? ?? ? ????.)

http://cafe.daum.net/chdmbu/68cZ/195

今日は“いつも英雄的な人生を生きてください”という題目でお話します。毎日、英雄的な人生を生きることができれば、私たちは皆、祝福の人生を生きることができるでしょう。神様が人間を創造された時、単純に、平凡な人生を生きるようにはされませんでした。一人一人に合う特別な才能をくださり、その才能に従って卓越した人生を生きるよう、英雄的な人生を生きることができるようにされました。

しかしもし、心から“私は特別な人ではない。私はどんな特別な才能も持っていない。私は偉大な人物になることができないだろう”と思っていれば、それは私たちの創造的才能に傷を負わせることになるでしょう。

皆さん!私たちは皆、このことを覚えておかなくてはなりません。私たちは毎日、英雄的な人生を選択することができます。しかし私がこのような話をすれば、多くの人が“私は英雄ではないのに、どうやって英雄的な人生を選択することができるのですか?モーセ、イエス様、スーパーマン、ヘラクレス、ダビデ王、真の父母様のような方が英雄であって、私はとても平凡な人間です。私は英雄的な人生を生きることはできません”と言うでしょう。

ジョゼフ・キャンベルという神話学者は、多様な文化圏の中に存在する神話と英雄たちの話を研究し、その結果を基に1948年、“千の顔をもつ英雄”という本を書きました。彼は英雄たちの話には、5つのとても類似したパターンがあることを発見したのです。

英雄の話を見ると、第一に、全ての英雄は初期においてはとても平凡な人間です。しかしある瞬間、召命を受けて、長い冒険の旅に出掛けます。“ロード・オブ・ザリング”という映画を見れば、フロド・バギンズという小さくて平凡なホビットが、特別な使命を受けて旅に出掛けます。これが正に、英雄の第一段階です。

第二番目に、旅の途中で英雄は必ずとてつもない試練に遭います。敵と遭遇し、生死を懸けて障害物を乗り越えます。そして第三番目に至って、英雄は目標を達成するのです。彼に与えられた使命を完成し、勝利するのです。ここで多くの人々が、勝利の瞬間、話が終わると考えます。しかし、その次の段階があるのです。

第四番目として、英雄は大きな勝利を収めた後、再び故郷に帰り、平凡な生活を送るようになります。そして最後、第五番目として、英雄は冒険と挑戦を通して経験し、悟った内容、勝利から得たものを人々に分け与えるのです。

皆さん!ジョゼフ・キャンベルの英雄モデルについてよく考えてみてください。英雄は初めから英雄ではありません。とても平凡な人間なのです。自分自身が英雄なのかどうかさえ悟ることができません。しかし召命を受けて旅に出、試練に遭いながら、その中で失敗と成功を経験し、英雄として成長するのです。

最初は失敗が多いのです。ですから自信を失い、“私はやり遂げられないだろう”と考え、自らに対して疑いを持ちます。“他の人が選ばれなければならなかった”という思いに苦しんだりもします。しかし失敗を通し、自分の能力を少しずつ育て、結局大きな敵に会った時、失敗から学んだものが敵に勝つことができる資産になっていることを発見するのです。そうして勝利を収め、使命を完遂します。その後は再び本来の日常に返り、召命を果たす過程で悟ったものを人々に分けてあげるのです。

仙佛教の伝統の中の、とても面白く、教訓的な話を一つお話します。ある求道者が、道術を使いこなすことができる黄牛がいるという話を聞き、その黄牛を捕まえようとします。そして多くの努力の末に、黄牛の足跡を探し出すことができました。ところがその足跡は最初、地面にあったのですが、それを追いかけてみると、木の上にも、雲の上にも、空の上にも、湖の上にも足跡があるのです。そして、湖の上の足跡を見つめていると、自分の顔の上にも足跡があることに気づくのです。そして、ようやく、ちょっと離れたところにぼんやりと黄牛がいるのを発見します。その求道者はやっとのことで黄牛を捕まえ、馴らし始めます。しかし、ある瞬間、黄牛が跡形もなく消えてしまうのです。求道者はとても混乱します。しかし、すぐに大きな悟りを得るのです。彼は黄牛自体が悟りであり、彼が今、悟りと完全に一つになったということに気がついたのです。悟りは、そこで終わるのではありません。求道者は道術を使いこなす黄牛がいる世界から、再び実際の世界に帰ってきます。彼は黄牛がいる世界と、彼が実際に生活している世界が、全て連結しているということを知り、慈悲と知恵を通して世界を変える仕事をするようになるのです。

神様は皆さんが英雄的な人生を生きることができるよう、計画されました。毎朝起きて、家を出る前、鏡を見ながら、“私は今日、英雄的な人生を生きる。神様と真の父母様のために、英雄になります!”と、自信を持って宣布してください。皆さんも今日一日を通し、五段階の英雄的人生を生きることができるのです。

まず、目標を決めてください。社会で皆さんが最善を尽くし、健康的な人生を生きるならば、社会の人々が一人、二人、皆さんのことを尊敬し始めるでしょう。そして究極的には、私たちが所属している統一教会の共同体を尊重するようになるでしょう。このように、第一段階として、皆さんは社会を自然屈伏させる召命を受けたのです。その召命を成就するために、社会に向かってください。職場や学校に向かって、足を踏み出してください。

次の段階として、皆さんの召命を成し遂げるにあたっての挑戦と試練に出遭うでしょう。皆さんを反対したり、誹謗する人々も出てくるでしょう。皆さんを立ち止まらせ、あきらめるように努力する人々も現れるでしょう。そのような環境や障害物に出遭うでしょうが、重要なことは、どんな困難がぶつかってきても、屈伏しないということです。あきらめず、前に進むのです。

そうやって最善を尽くしていれば、第三段階である勝利を収めるようになるでしょう。悟りを得るようになるでしょう。重要なことは、三番目の勝利、それ自体ではなく、勝利の実績を持って、教会の共同体に帰ってきて、共にそれを分かち合うことです。教会の共同体のために投入し、共同体の中にいる食口たちと祝福家庭に、勝利と悟りを相続してあげるのです。皆さんはこのように、五段階の英雄的な人生を生きることができるのです。

皆さん!私はとても貴い2世の弟を知っています。5年前だったと思いますが、彼は教会のために仕事をしていて、自動車事故に遭いました。運転をしていた彼の友達は事故の現場で昇華し、彼は足をひどく負傷しました。当時、彼のお父さんは中国で宣教活動をしていたのですが、息子の事故の知らせが間違って伝わり、彼の父親は息子が昇華してしまったと思って、急いで飛行機を予約し、アメリカにやってきました。父親は死んだと思っていた息子が生きていたということを知って、息子を見るや否や抱きかかえ、喜びの涙を流しました。しかし、息子の足が重傷だということを知って、どのように慰めてよいか分かりませんでした。ところがその2世は、本当に貴い心を持っていました。実際、彼はこのように語り、父親を慰労したのです。

“お父さん!私は今、非難と感謝、二つのうち、一つを選択することができます。私は教会の仕事をしていたにもかかわらず、大きな事故に遭ったことに対して、神様と真の父母様を非難することができます。運転をしっかりしていなかった友達を怨むこともできます。しかし、私は非難することを選択したくはありません。私はまず、私の命を救ってくださった神様と真の父母様に感謝します。私のために心配し、涙を流されるお父さんがいることに感謝します。事故で昇華しましたが、良い友達と一緒に教会のために働くことができたことに感謝します。”

私は、このような貴い2世の弟と、ワシントンで初めて会いました。彼は事故の後、足が完全に回復できず、杖をついて歩かなければなりませんでした。その後、時間が流れ、私が北京を訪問した時、父親と一緒に宣教活動をしている彼に会うことができました。私はとても忙しいスケジュールだったのですが、本当に嬉しい気持ちで、一時間、彼と話をした覚えがあります。

それから約2年が経ちました。何週間か前、彼が土曜日の英語圏礼拝に参加したのです。さらに、彼の横には端正な姿の女性が一人、いました。私は初め、その女性が彼のお姉さんだと思いました。しかし、知ってみると、彼女は彼の相対者だったのです。また、相対者だけが来たのではありませんでした。彼女は、3世を妊娠していたのです。

初めてその2世に会った時、私は“足が不便になった彼と、誰が祝福を受けるのだろうか?”と心配になりました。彼も、動かなくなった足を見ながら、“私の人生は終わった。未来はない。私は祝福も受けられないだろう”と、否定的に考え、人生を放棄してしまうこともできました。しかし彼は常に肯定的なマインドを持っていました。“たとえ足が不便でも、私はあきらめない。私には夢があり、最善を尽くせばそれを成し遂げることができるだろう。私と祝福を受ける人は、本当に福多い人だ”と考え、一生懸命生きました。そして、本当に清く、信仰心の深い妻を迎え、今は祝福3世の誕生を待っているのです。

実は、彼の相対者にも心痛い記憶がありました。彼女の兄は、12年前、とても若い時に交通事故で昇華しました。最初、足が不便な彼に出会った時、たくさん悩んだといいます。“この人と私が幸せに暮らすことができるか?”と。しかし、彼女は彼を、自分の兄のように侍りながら生きることを決心したというのです。

私はこのように美しい祝福2世の夫婦を見て、本当に感動しました。予想もできない事故で、生涯、杖をつきながら歩かなければならなかった20代の青年が、絶望したりあきらめたりしないで、誇り高い人生を開拓しながら生きています。肯定的な希望を抱いて生きている彼は、本当に英雄的な人生を生きているのです。

食口の皆さん!真のお父様は、16歳の時に天の召命を受けました。神様の御旨を成し遂げて差し上げようと決心し、御旨の道を出発した後は、苦難と試練に遭われました。獄中生活と拷問で、死の直前まで行かれたこともありました。裏切りを受けられたり、追われたりもしました。言葉で表現することができない茨の道の峠を越えなければなりませんでしたが、決してあきらめたりはされませんでした。神様と真の愛を抱いて闘い、勝利されました。全世界に統一教会の基盤を築かれました。

世界巡回をしながら、私たちは真の父母様が蒔かれた種が、全世界各地で芽を出し、育って、統一教会の共同体として結実を結んでいることを確認しました。バハマ、ペルー、ボリビアなどのような、南米の国で大会を主管したのですが、韓国を基準にして地球の正反対に位置する場所で、黒人の祝福家庭が子女と共に統一旗を振り、“アボジ!オモニ!億万歳!億万歳!”と叫んでいる姿を、直接目で確認しました。真の父母様の世界的な基盤を実感することができました。

私がいつも強調していることですが、創始者の当代に真の父母様ほど世界的基盤を築かれた宗教指導者は、歴史上存在しません。本当に、真の父母様は勝利されました。食口の皆さん!尊敬と感謝の気持ちを込め、真の父母様に大きな拍手を捧げましょう。(拍手)

皆さんがご存知のように、2週間前、とてつもないヘリコプター事故がありました。そして私たちは、真の父母様がどのようにして死に打ち勝たれたのか、耳にしました。全世界の言論社がこの事件を報道しました。皆さんはご存知かどうか分かりませんが、2ヶ月前に清平の天城山で軍用ヘリコプターが墜落する事故がありました。ヘリコプターには4名の軍人が乗っていたのですが、皆、死亡しました。その付近で、今回、真の父母様と随行員が乗ったヘリコプターが墜落する事故があったのです。事故現場は戦場のように、完全に廃墟になっており、ヘリコプターは火が出て爆発しました。しかし真の父母様を始めとした16名の搭乗者は皆、奇跡的に、無事に脱出しました。これは本当に神様の奇跡です。(拍手)

皆さん!モーセ路程とイエス様の路程を考えてみてください。モーセに従った民衆たちは、小さな困難でもモーセを批判し、不信しました。イエス様の一番弟子のペテロは、イエス様が死の危機に直面するや否や、自分は生き延びるためにイエス様を3回、否認しました。しかし、統一家の兄弟姉妹たちは違いました。ヘリコプターが事故を起こした際、真の父母様が座られた場所が、上に向かって倒れていました。言うなれば、真のお父様は安全ベルトをされたまま、天井にぶらさがっている状況でした。しかし墜落直後、搭乗者全員が自分の命だけを考え、急いで脱出することはありませんでした。皆が一斉に“お父様!”と叫んだのです。お父様がどこにいらっしゃるのか、そして無事なのか、自分の命よりもまず先に考えたのです。統一家の兄弟姉妹たちは、イエス様の弟子とは違ったのです!(拍手)

皆さん!原理を見れば、神様が95%の責任分担を、そして人間が5%の責任分担を果たしてこそ、御旨が成されるとあります。事故が起きた時、神様は95%の責任分担を果たされました。ヘリコプターが墜落するまで、お父様を保護するために驚くべき役事を起こしてくださいました。プロペラが松の木を切り、クヌギの木がヘリコプターを岩から防ぎ、Y字型の木がヘリコプターの尾部をつかみ、3つのプロペラが泥に刺さるようにされました。神様は完全に95%を果たされました。残りの5%は、正に人間の責任分担です。それは、搭乗者たちが実践しなければならない責任です。もし、お父様の随行員たちが自分の命だけを考え、まず先に脱出しようとしていたならば、大混乱の中で、真の父母様の生死がどうなったか、分かりません。

しかし随行員たちは、まず“お父様!”と叫び、お父様を探し、安全なところに避難していただきました。その後、お母様と真の家庭の孫・孫娘を安全なところに避難させ、それから秩序を正して、各自が身の安全を図りました。このような驚くべき統一家の兄弟姉妹たちの姿勢と勝利を見て、私は統一教会の共同体に対する無限な信頼と可能性を発見しました。ヘリコプター事件は、統一教会の危機になるかもしれませんでしたが、私たちは皆、絶対的な信仰と愛で、神様と真の父母様に勝利と栄光をお捧げしたのです。

皆さん!今日の説教を通して、私たちは何を学ぶことができますか?私たちは英雄について学びました。英雄の道には、五つの段階があります。第一番目は召命を受けて、冒険の旅に発つことです。冒険に向かえば、どのようになりますか?第二段階として、必ず敵に遭遇します。必ず試練に遭います。必ず難しい障害物と挑戦にあいます。この時、英雄はまず失敗を経験します。しかし、失敗を通して悟りと教訓を得て、より強くなるのです。失敗の経験を通して、最後の危機を越えて、勝利を収めるのです。第四番目に、勝利した英雄は本来の平凡だった日常に帰ります。そして第五番目として、召命を成す過程で得た悟りと勝利を分け与え、他の人々に希望を与えるのです。

愛する食口の皆さん、全知全能である神様は、私たち皆が英雄的な人生を生きることを計画されました。真なる英雄になるために、私たちは毎日、自分が成すべき使命を記憶しなければなりません。そして、勇敢に、敵と戦わなければなりません。苦難と試練を一つ一つ克服すれば、私たちは勝利を収めることができます。そして勝利を収めた後は、“億万歳”を叫んで終わるのではなく、私たちの共同体に帰り、兄弟姉妹たちと自分が得た知恵、悟り、そして勝利的内容を分かち合うのです。より多くの人々が勝利的な人生を生きることができるよう、助けなければなりません。

皆さん、いつも覚えていてください。皆さんの黄牛はどこにいるのですか?それは、どこか遠くにいるのではありません。皆さんの心の中に一緒にいます。悟りは私たちの日常生活で見出すことができます。私たちがこのことを知って、人生を毎日大切に生きていくならば、五段階の英雄的な人生を生きることができるでしょうし、より多くの勝利、より多くの悟り、より多くの平和を得ることができるでしょう。祝福の人生を生きることができるでしょう。私たちはヘラクレス、イエス様、モーセ、サムソン、スーパーマン、真の父母様のような光り輝く人生を生きることができるでしょう。

皆さん!このメッセージを受け取ってくださるならば、真の父母様に大きな拍手を捧げてください。(拍手)皆さんが神様から受けた祝福の人生を実践し、世界の前により大きな祝福を分け与えることができる貴い統一家の英雄になることを願います。